2024/05/02
越境EC
越境ECのメリットとデメリット。簡単に始めるには? 2分で読めます
越境ECのメリットとデメリット。簡単に始めるには? 2分で読めます

インバウンド業が右肩上がりなことに伴って、最近注目を浴びている「越境EC」。越境ECは自国の商品を、オンラインを通して購入した他国の顧客へ届けること、つまり国境を越えるEコマースです。

自社で海外対応のECサイトの仕組みを持っている企業もあれば、越境ECモールを利用している企業もいたりと、越境ECを行う形態はいくつかあります。

今回は、まだ越境ECを導入していない企業に向けて、越境ECのメリットとデメリットをご紹介します。

ZenGroup株式会社(以下ZenGroup)は、越境EC業界で10年間蓄えたノウハウがあります。この記事を読んで、気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。

目次

  1. 日本の越境EC市場シェアはわずか5%
  2. 越境ECのメリット
  3. 越境ECのデメリット
  4. まるで国内EC!?ZenGroupがトータルサポート!
    1. ZenPlus
    2. ZenLink
    3. ZenPromo
  5. まとめ

 

1.日本の越境EC市場シェアはわずか5%

日本のEC業界は、コロナ禍を受けてなお成長を続けており、将来性、経済への影響力ともに非常に高い水準であると推測されています。*1

 

しかし、少子高齢化の影響により日本の消費市場には限界があるといわれており、多くの企業が世界へ進出すべく策を講じている現状です。

実際に、日本で健康食品を販売している企業では、ECモール内での競合出店者数の増加に伴う競争の激化や、中国向けEC事業の伸び悩みが要因として、売上高が減少しており、今後は越境ECを強化してV字回復を狙うと報道しています。*2

 

中でも越境ECは、世界中で将来性を見込まれており、2030年には市場規模が7兆9380億USドルにのぼると予測されています。*3

しかし、日本の世界的市場シェア率はわずか5%しかないというのが現状。シェア率トップを誇る中国やアメリカからは大きく遅れを取っている状況です。*4

 

なぜ遅れをとっているのか。それは、日本において「越境EC」の認知が低いからと考えています。

 

この記事にたどり着いた方はおそらく、「越境ECという単語を聞いたことがある」という状態や、越境ECに具体的にどのようなメリットがあるのかがわからず、一歩目を踏み出しかねているのではないでしょうか。

そこで今回は、越境ECを今始めるメリットや、越境EC事業を行う上で直面する障壁、さらには簡単に越境ECを始められるサービスをご紹介します。

*1出典:日経クロストレンド「今後伸びるビジネス」2023年下半期ランキング

*2出典:ティーライフ、中間期のEC売上は減少 越境ECで回復狙う

*3出典:令和4年度 電子商取引に関する市場調査報告書

*4出典:PayPal Cross-Border Consumer Research 2018

 

 

2.越境ECのメリット

越境ECを行う一番のメリットは海外へ販路開拓ができることです。

世界的な規模でブランド認知向上、新規顧客の獲得ができます。マーケティングを行い、商品のニーズが高い国をターゲットとすることで、より良い売り上げが見込めるでしょう。

さらに、日本国内市場において競争が激化している場合でも、海外市場であれば競合が少ないブルーオーシャン状態でビジネスができる可能性もあります。

また、世界各地に実店舗を構えるわけではないため、コストを抑えることができます。

現在であれば、インバウンド業界がV字回復していることに伴い、帰国後に注文をしたいと思った際に越境ECを通して注文してもらえる(=新規顧客増加)ということもメリットになり得ます。

中古商品や、ニッチな商品を欲しがる海外ユーザーもいます。

これまで日本限定で販売していた商品を世界中に届けられるとすれば、事業成長率は上向きになることが考えられます。

 

 

3.越境ECのデメリット

一方で、越境ECを行う場合、デメリットも存在します。

まず思い浮かぶのは言語でしょう。日本語以外の言語でサイトを用意する必要があったり、購入者が海外ユーザーの場合は、ユーザーの母国語で質問される可能性もあります。

英語に限らず、例えば中国語やフランス語、スペイン語といった場合に、すべての言語に対応しているサイトやカスタマーサポートを用意しようと思えば、コストと時間がかかってきます。

次に障壁となるのは物流です。

国によって輸入できる商品や分類の法律が異なり、関税の申請方法や、輸入禁止商品でないかの確認、空路が使える商品と使えない商品等課題は様々存在します。

 

他にも、主流な決済サービスに対応できているかどうかという問題もあります。

そして、これらを調べ、対応ができるようになったとしても、さらにより良い効果的なプロモーションができないかと考えるためのマーケティングの知識も必要になってくるでしょう。

このような、越境ECを始めるうえで避けて通れないデメリット(障壁)を如何に対応していくかが重要です。

 

 

4.まるで国内EC!?ZenGroupがトータルサポート!

ここまで読むと、越境ECを行うことで事業が新たなステップを踏み出せることがわかると同時に、自社で越境ECを行うことは難しいと思うかもしれません。

実は、日本国内の”いつもの”EC販売のように、苦労せず越境ECを始めることができるサービスがあります。それがZenGroupのサービスです。

 

サポート内容は大きく分けて3つ。

  1. 越境ECモールに出店したい場合:ZenPlus
  2. 自社サイトに越境EC対応のカートを導入したい場合:ZenLink
  3. さらに効果的なプロモーション戦略を考えたい場合:ZenPromo

 

4-1.ZenPlus

手軽に越境ECを始めたい場合、越境ECモールのZenPlusに出店することがおすすめです。

初期費用・月額費用0円で、出店にかかる時間はたったの5分。お問合せの対応、決済対応、国際配送はZenGroupが行います。

  • 出店手続きと商品登録
  • 商品の注文が入った際に大阪府にあるZenGroupの物流センターへ商品を配送

作業はこれだけで簡単に越境ECを始められます。

 

4-2.ZenLink

自社のECサイトをすでに持っている場合、集客支援型越境ECカートのZenLinkを導入することがおすすめです。

初期費用・月額費用0円。ZenLinkから発行されるタグを埋め込むだけで、19言語および多様な決済手段に対応したカートを導入できます。

  • HTMLのタグを発行し、埋め込む

自社ECサイトで完結するため、ブランディング構築はもちろん、海外ユーザーの集客を狙うことも可能です。

 

4-3.ZenPromo

既に越境対応の自社ECサイトや越境ECモールへ出店している場合、プロモーション支援を行うZenPromoがおすすめです。

19言語200万会員のノウハウを駆使し、お客様のお悩みに合わせたご提案をいたします。

例えば、自社サービスの200万人以上の既存会員へリーチを行ったり、越境ECにおける実購買データを活かし、プロモーション施策をご提案をいたします。

 

他にも、web広告やSNSの運用、ブランドページ作成、メルマガ配信、ZenGroupのサイト内検索上位表示等、手法は様々です。

プランのご提案から、クリエイティブ制作、プロモーション実施レポートの提出など、越境ECに必要なマーケティングをワンストップでサポートいたします。

 

5.まとめ

大手企業は着々と市場をグローバル化しています。

かつて、自社の海外対応ECサイトを持っており、自社で物流や決済の障壁を乗り越えられる企業だけが、国外へと挑戦することができました。

しかし、現在はそうではありません。越境ECモールを利用したり、自社ECサイトにタグを埋め込むだけで19言語へ対応した表記とサポートができるカートを利用する等で、中小企業も続々と世界へ足を向けています。

競争する市場は国内だけではなく、すべての企業が世界に挑戦できる環境です。

そのサポートはZenGroupが一手に引き受け、ニーズに合ったご提案をさせていただきます。

越境ECのトータルサポートは、ZenGroupにぜひお任せください。