越境ECに取り組む各企業の一助となることを目的とし、ZenGroup株式会社主催で「越境EC市場の未来を考える 2025」を2月20日(木)にグランフロント大阪にて開催しました。
今年のテーマは『Used in Japan』です。近年、持続可能な消費やリサイクルへの意識が高まる中で注目を集めているリユース市場ですが、日本国内で使用されていた中古品はその高い品質と信頼性から『Used in Japan』という呼称と共に、海外市場で非常に高く評価されています。
本イベントでは、『Used in Japan』(日本で使われていた製品)市場と越境ECを組み合わせたビジネスの可能性を探るため、業界をリードする企業の皆様がご登壇。五つのセミナーとパネルディスカッションを通じて多角的に議論を深めました。
目次
<当日のプログラムとご登壇いただいた皆様>
- 開会スピーチ:「越境ECの現状と今後の展望」/Zengroup株式会社代表コーピル・オレクサンドル
- 企業セミナー
- GMOペパボ株式会社 執行役員 兼 EC事業部部長 寺井 秀明氏「カラーミーショップで実現するSMBの越境EC 事例と実践のポイント」
- Chrono24 Japan 合同会社 アジア太平洋地域代表 真木 可奈氏「データで探る中古時計市場:Used in JAPAN はなぜ売れるのか、そして越境ECの課題を解決するテクノロジーとは?」
- 株式会社ゲオ Digital Strategy Director 竹中 真幸氏「ゲオグループにおける越境ECへの取り組み」
- バリュエンスジャパン株式会社 執行役員 兼 販売本部 本部長 井元 信樹氏「Global Reuse Platformの立ち上げまで」
- パネルディスカッション
Topic #1 「現在のグローバル市場における『Used in Japan』の立ち位置と消費者動向」
Topic #2 「未来の『Used in Japan』市場をどう海外に展開させるか」
【パネリスト】
- eBay Japan株式会社 カテゴリーマネージメント部 ビジネスデベロップメント マネージャー 篠原 星氏
- 株式会社エコリング 常務取締役 合田 香織氏
- 楽天グループ株式会社 ラクマ事業部 BtoC&AD事業課 シニアマネージャー 木下 春菜氏
- 株式会社リユース経済新聞社 編集部デスク 山内 淳史氏
- 株式会社ワサビ 代表取締役 大久保 裕史氏
- ZenGroup株式会社 代表取締役 スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ
1. 主催者代表挨拶
イベントが行われたのは、グランフロント大阪。会場参加約200名、オンライン参加約250名と、非常に多くの方々にお集まりいただきました。
「リユースこそが、日本の越境EC市場の強みです。本日の議論が業界の発展につながることを願っています。」
このメッセージとともに、Zengroup株式会社代表 コーピル・オレクサンドルによる挨拶でイベントがスタートしました。コーピル・オレクサンドルは、越境EC市場の現状を説明し、ZenGroupの取引データをもとに、日本の中古品が海外市場で高い需要を持つことを強調。
「現在、弊社が取り扱う商品の75%が中古品であり、年々その割合が増えています。日本のリユース市場は品質の高さと信頼性から、世界中の消費者に選ばれています」と述べ、今後の市場成長への期待を語りました。
2. 企業セミナー
2-a. GMOペパボ株式会社 執行役員 兼 EC事業部部長 寺井 秀明氏
「カラーミーショップで実現するSMBの越境EC 事例と実践のポイント」
GMOペパボ株式会社 執行役員 兼 EC事業部部長 寺井 秀明氏より、「カラーミーショップで実現するSMBの越境EC 事例と実践のポイント」をテーマに講演が行われました。
寺井氏は、同社が提供するEC構築サービス「カラーミーショップ」について紹介し、SMB(Small to Medium Businessの省略表記で、中小企業を指す)が越境ECに取り組む際のポイントについて解説。「国内のEC市場が拡大する中で、越境EC市場も年々成長を続けており、特に中国やアメリカ向けの取引額は年率約10%の成長を見せています」と市場の動向を説明しました。
また、SMBが越境ECに取り組むメリットとして「新規市場の開拓」「事業のポートフォリオ拡大」「ブランド価値の向上」の3点を挙げ、インバウンド観光客を意識した海外販売の可能性について言及。さらに、言語の壁や物流・決済の課題を解決するための手法として、購入代行サービスの活用や自社ECサイトの海外対応についても具体例を交えて紹介しました。
最後に、「越境ECは小さく始めて、継続することが重要です。市場の動向を見ながら、戦略的に成長を目指していきましょう」とメッセージを送り、講演を締めくくりました。
2-b. Chrono24 Japan 合同会社 アジア太平洋地域代表 真木 可奈氏
「データで探る中古時計市場:Used in JAPAN はなぜ売れるのか、そして越境ECの課題を解決するテクノロジーとは?」
Chrono24 Japan 合同会社 アジア太平洋地域代表 真木可奈氏より、「データで探る中古時計市場:Used in JAPAN はなぜ売れるのか、そして越境ECの課題を解決するテクノロジーとは?」をテーマに講演が行われました。
Chrono24は、高級時計に特化したオンラインマーケットプレイスを運営し、世界120カ国以上・月間900万人以上のユーザーが利用しているプラットフォーム。真木氏は、世界の高級時計市場の動向をデータとともに解説し、日本が2024年に世界で最も多く中古時計を販売した国となったことを紹介しました。
また、日本の中古時計が世界市場で評価される理由として、「高い品質基準」「価格の競争力」を挙げ、「日本の出品数は世界でも突出しており、コンディションの良い商品が豊富で、平均価格も世界基準より約11.4%安い」とデータを基に説明。特にロレックス、オメガ、セイコーなどのブランドが人気を集めていることを強調しました。
越境ECにおける言語・決済・物流・価格交渉・法規制などの課題についても触れ、Chrono24では翻訳・決済・発送などの支援機能を提供し、越境ECのハードルを下げていると説明。これにより、海外販売を検討する企業が、よりスムーズに市場に参入できる環境を整えていると述べました。
最後に、「日本の中古時計市場にはまだまだ成長の余地があります。越境ECの可能性を活かしながら、新たな市場開拓を進めていきましょう」と呼びかけ、講演を締めくくりました。
2-c. 株式会社ゲオ Digital Strategy Director 竹中 真幸氏
「ゲオグループにおける越境ECへの取り組み」
株式会社ゲオ Digital Strategy Director 竹中 真幸氏より、「ゲオグループにおける越境ECへの取り組み」をテーマに講演が行われました。
ゲオは、レンタル業のイメージが強いものの、現在はリユース事業にも注力。特に2nd STREETを中心に、国内外で中古アパレルやモバイル端末の販売を展開しており、約2,000店舗を運営しています。
竹中氏は、海外のリユース市場が急成長していることを指摘し、ゲオグループでは越境ECを活用して市場調査を行い、成功の見込みがある地域へのリアル店舗展開を進めていると説明。現在、アメリカ・台湾を中心に出店を加速させていることを強調しました。
また、「海外ではシーズンオフの商品が狙われる傾向があり、日本よりも客単価が高いデータも見られる」と紹介し、こうした市場データを活用しながら販売戦略を立てていると説明。現在は代行業者を活用しつつ、2nd STREETやゲオのオンライン販売を強化していると述べました。
最後に、「海外市場へ進出する際は、まず越境ECを活用し、データを基に戦略を立てることが重要です。ゲオグループはデジタルを活用しながら、リユース市場のグローバル展開を進めていきます」と語り、講演を締めくくりました。
2-d. バリュエンスジャパン株式会社 執行役員 兼 販売本部 本部長 井元 信樹氏
「Global Reuse Platformの立ち上げまで」
バリュエンスジャパン株式会社 執行役員 兼 販売本部 本部長 井元 信樹氏より、「Global Reuse Platformの立ち上げまで」をテーマに講演が行われました。
同社は、貴金属・ブランド品・美術品の買取専門店を国内外で展開し、買い取った商品をBtoBオークションや小売事業を通じて販売する循環型のビジネスモデルを採用。
井元氏は、BtoB向けオークション「STAR BUYERS AUCTION」の成長について説明。オンライン化により海外購入比率が40%に拡大し、市場ごとの価格差を活かした販売戦略が重要になっていると述べました。
また、各国のニーズに対応するため現地拠点を設置し、物流・法規制対応・マーケティングをローカライズ。データを活用し、より高く、より早く販売する仕組みを構築していると紹介しました。
最後に、「日本のリユース市場は海外でも評価が高く、さらなる成長が期待できる」と語り、今後の展開に意欲を示しました。
3. パネルディスカッション「越境ECの未来を考える」
『Used in Japan』というテーマに基づき、日本の中古品市場における現在の状況と未来の可能性について、6名の皆様をお招きし、多角的な議論を実施しました。
<パネリスト>
- 株式会社ワサビ 代表取締役 大久保 裕史氏
リユースと海外ビジネス、テクノロジーに特化したシステム会社を運営。パートナー企業の販路拡大・売上向上を支援する中で自然と海外市場に進出し、現在は世界各地を飛び回りながら市場動向を分析している。 - eBay Japan株式会社 カテゴリーマネージメント部 ビジネスデベロップメント マネージャー 篠原 星氏
eBayは、世界最大級のオンラインマーケットプレイスであり、日本の売り手が海外に商品を販売するサポートを提供。日本のリユース市場と海外市場の接続を促進している。 - 株式会社エコリング 常務取締役 合田 香織氏
BtoB向けオークション事業を中心に、国内外の古物商向けに販売を展開。買取店舗も運営し、国内で仕入れた商品を海外市場へ輸出するなど、リユース市場の流通を支えている。 - 楽天グループ株式会社 ラクマ事業部 BtoC&AD事業課 シニアマネージャー 木下 春菜氏
フリマアプリ「楽天ラクマ」の法人向け出店サービス「ラクマ公式ショップ」および越境サービスの責任者。「楽天ラクマ」の越境サービスを推進し、直近では「ラクマ海外出品おまかせプラン」をリリース。 - 株式会社リユース経済新聞社 編集部デスク 山内 淳史氏
リユース業界に特化した業界新聞「リユース経済新聞」の編集部デスクを務める。中古品市場に関する取材・調査を行い、業界の最新情報を発信。 - ZenGroup株式会社 代表取締役 スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ
購入代行やショッピングプラットフォームを運営し、日本の商品を海外に輸出。越境ECにおける課題解決に注力し、グローバル市場での日本のプレゼンス向上を目指す。
3-a. 第一部:『Used in Japan』の現状
第一部では、日本の中古品市場が世界市場でどのように価値を高めているのか、また、越境ECの現状や消費者動向について議論が交わされました。
海外の消費者と人気商品の傾向
eBay Japanの篠原氏は、同社のプラットフォームにおける越境ECの消費者動向について説明。eBayでは、リユース・ヴィンテージ・レアアイテムが特に人気であり、日本の中古品はその特性と相性が良いと述べました。
「eBayで売れやすい主力カテゴリとして、ブランドバッグや時計などのファッションアイテム、ポケモンカードやフィギュアのコレクター商品、中古カメラや自動車パーツ、ゴルフクラブや釣具などのライフスタイル商材が挙げられます。特に北米市場での取引が多く、日本の出品の約75%はアメリカ向けに販売されています」と篠原氏。
続いて、株式会社ワサビの大久保氏も、日本独自のブランドが海外市場で高い評価を得ている点に言及。「コム デ ギャルソンやヒステリックグラマーといった、日本ならではのブランドが特に人気。また、東南アジア市場でも一定の需要があり、新品の商品でも試しに出品すれば意外と売れることが多い」と述べました。
ZenGroupのスロヴェイは、越境ECデータをもとに、北米市場の圧倒的な規模を指摘。「北米が最大市場であり、ヨーロッパ各国でも均等に広がっています。南米やアジア(特にタイ)では近年成長が目立っています。年齢層では26歳〜40歳が最も多く、男性が6割を占めます。」と話し、アニメ関連商品や高級時計が各市場で特に人気が高いことを強調しました。
日本の中古品市場が世界で価値を高める要因
株式会社エコリングの合田氏は、日本の中古品が海外で評価される理由として、「日本の古物商制度による品質管理」と「日本人のモノを大切にする文化」を挙げました。「海外のバイヤーは、日本の中古品がしっかり管理されていることを評価しており、状態の良さが強みになっています」と説明しました。
楽天グループの木下氏は、プラットフォーム運営者の立場から、日本のリユース市場の成長について言及。「楽天ラクマでは、全体の越境EC取引額が前年比1.5倍に成長し、特に公式ショップ事業者の越境取引額は前年比1.9倍に増加。eBayとのシステム連携『ラクマ海外出品おまかせプラン』を導入し、これにより連携事業者の越境EC売上は47%増加しています。さらに、導入した事業者様の9割がサービスに満足していただいていることから、海外市場でのリユース需要が拡大していることがうかがえます」と述べました。
リユース経済新聞の山内氏は、日本のリユース市場における流通システムの強みを指摘。「日本には、競り形式で中古品が売買される『古物市場』があり、ここで業者間の取引が活発に行われています。現在、232の公に取引可能な古物市場が存在し、さらにそれ以上の市場があるとされています。これにより、日本の中古品がスムーズに世界へ流通する仕組みが整っています」と説明しました。
また、エルメスやロレックスの専門ECサイトを構築するのも、日本は中古品の品揃えがしやすいため、他国に比べて優位性があると指摘。「探しても見つからなかったけれど、日本のECサイトでは見つかった」という購買動機が、日本の中古市場の強みにつながっていると話しました。
3-b. 第二部:『Used in Japan』の未来
第二部では、日本の中古品市場を今後どのように海外へ展開していくか、戦略的な方向性と課題について議論が交わされました。
日本の中古市場の成長可能性
楽天グループの木下氏は、直近1〜2年のトレンドとして、円安による割安感が購買の後押しになっている点を指摘。しかし、今後さらに市場を拡大するためには、「価格以外の訴求ポイントを見つけることが重要」と述べました。
また、リユース市場が成長する理由として、北米では住宅購入と同様に中古品購入の文化が根付いていることを挙げ、「スマートフォンやアパレルなど、物価高騰で新品が高価になったことで、中古品がより選ばれるようになっている」と説明。
さらに、今後の海外展開で重要なポイントとして、偽造品の排除、商品状態の透明性、ショップ全体のブランディングとキュレーション力の3つを挙げました。「日本のリユース事業者は、海外の現地法人と比べて、商品の見せ方や店頭ディスプレイのクオリティが高い。こうした強みを活かしながら海外展開を進めていくべき」と提言しました。
リユース経済新聞の山内氏は、「新品と中古の垣根が薄れつつある」点に着目。特にアパレル業界では、ユニクロなどの大手ブランドが公式リセール事業を開始し、メーカー自身が中古品を販売するケースが増えていると指摘しました。「今後、日本のリユース市場は、新品と並んでより大きな市場に成長する可能性がある」と話しました。
また、eBay Japanの篠原氏は、「中古品への抵抗感が薄れ、円安やサステナブル消費の広がりも相まって、リユース市場の成長は今後も続く」と強調。特に、「市場のトレンドをキャッチし、需要が高まる商材を見極めることが重要」と述べました。さらに、ラグジュアリー市場(ブランドバッグ・時計)においても、日本の企業は世界で高いプレゼンスを示しており、今後の成長が期待されると話しました。
『Used in Japan』のブランド価値を高める方法
株式会社ワサビの大久保氏は、「日本の中古品市場の価値を高めるには、単なる真贋チェックだけでなく、撮影基準や商品状態の表記を統一することで、購入者のストレスを軽減することが重要」と指摘しました。また、「日本の事業者は、海外のECと比べて商品の見せ方や情報の整理が進んでおり、こうした強みを活かすことで、海外市場でも競争力を持つことができる」と述べました。
株式会社エコリングの合田氏は、日本のリユース市場の競争力を高めるためには、オンライン販売時の「状態ランク」の統一化が重要だと指摘しました。「現在、日本国内の流通業者ごとに商品のランク付けや撮影方法が異なっており、消費者にとって比較しづらい状況になっている」と述べ、こうした表記の統一が海外市場でも信頼を得るために有効であると説明しました。
一方で、「リユース業界全体で統一するのは難しく、小規模事業者にとっては独自の基準を持つことが差別化にもつながっている」と指摘。そのため、「業界全体の標準化ではなく、特定の企業やプラットフォームが主導する形での統一化も一つのアプローチになり得る」と話しました。
ZenGroupのスロヴェイは、「『Used in Japan』のブランド価値を高めるためには、日本の高品質な商品や、日本の消費者がモノを大切にする文化を、より強くアピールしていくことが重要」と述べました。
また、「海外市場では、商品の状態を判断する際に視覚的な情報(写真)が非常に重要。特に、越境ECでは翻訳の精度が完全ではないため、視覚情報の重要性がさらに増す」と指摘。そのため、「より高品質な写真を活用し、消費者に安心感を提供する仕組みを、プラットフォーム側が整えていくことが求められる」と提言しました。
サステナビリティとリユース市場の成長
サステナビリティの観点から、日本の中古品市場の価値をどう高めていくかについても議論が繰り広げられました。
株式会社エコリングの合田氏は、リユース市場は環境だけでなく、労働環境の改善や社会的格差の解消にも貢献すると指摘。Bコーポレーション認証を取得し、「国によってサステナビリティの意識が異なるため、グローバル市場での理解が重要」と述べました。
リユース経済新聞の山内氏は、「中古品の流通履歴の透明性が市場の持続可能性に影響を与える」と指摘。ブロックチェーン技術の活用など、流通の透明性向上が求められていると述べました。
eBay Japanの篠原氏は、「リユース市場は新品市場と共存しながら成長する」とし、「より良いものを長く使う」という消費者意識の変化が、日本の高品質なリユース品の需要を押し上げていると話しました。
日本の中古品市場の成長と世界でのプレゼンス向上の鍵
ディスカッションの最後には、パネリストが「日本の中古品市場の成長と世界でのプレゼンス向上の鍵」についてコメントしました。
大久保氏(ワサビ):「日本にはまだ海外で知られていない価値ある中古品が多く眠っている。工具や宝石、着物などは海外での需要が高く、さらなる市場拡大の可能性がある。」
篠原氏(eBay Japan):「完璧を求めず、まず越境ECを始めることが大切。言葉の壁や物流の課題があっても、一歩踏み出し試行錯誤することが成功への鍵。」
合田氏(エコリング):「海外展開のハードルは、既存のプラットフォームを活用することで下げられる。状態ランクの統一化が市場の信頼性向上につながる。」
スロヴェイ(ZenGroup):「日本の中古市場の成長には、物流や規制の課題を業界全体で解決していくことが不可欠。」
木下氏(楽天グループ):「日本の鑑定技術や品質管理の信頼性を強調し、海外の消費者が安心して購入できる環境を整えることが重要。」
山内氏(リユース経済新聞):「リユース人口の増加が市場拡大の鍵。消費者が売買をより身近に感じることで、中古市場の発展が進む。」
本イベントでは、日本のリユース品の可能性について探ってまいりました。越境EC市場の進化に対応しながら、物流・決済・規制といった課題を克服することで、さらなる成長が期待されます。
このイベントが、新たな市場機会や事業の発展につながるきっかけとなれば幸いです。