「とりあえずこれを使ったら大丈夫と思ってもらって存在、信頼されるブランドに」そう語るのは、化粧品製造、販売を行う株式会社アイ・ドット・クオリティの伊藤氏。
株式会社アイ・ドット・クオリティは、利用される方が自分の肌に自信を持ち、笑顔になるように商品開発を進めています。独自での越境販売は困難であると思っていましたが、国内EC感覚で海外販売が可能となる集客支援型越境ECバナー「ZenLink」に魅力を感じ、導入を開始しました。今回は、代表取締役の伊藤氏にお話を伺いました。
ー事業を立ち上げた経緯はどのようなものですか?
ある化粧品メーカーで採用を担当。その当時、男性用化粧品はまだ広まっておらず、私自身も化粧品には特に興味を持っていませんでした。
しかし、子どもが生まれ、乳児湿疹がひどかったため、研究開発担当者に自社製品でどれを使ったらいいか尋ねたところ、「うちの商品はお子さんに使わない方がいい」と言われ、ショックを受けました。
化粧品開発では、良い原料を使いたくても原価を抑えるために使えないことや、手に取ってもらうためにパッケージのデザインにこだわり、費用をかけるといったことが行われていることを知りました。この経験を通じて、人の役に立つ、自信を持って誇れる製品を作りたいという強い思いが芽生え、独立を決意しました。
ー アイ・ドット・クオリティさんの特徴や強みを教えていただけますか。
アイ・ドット・クオリティは、肌へのアプローチや必要なスキンケアを最優先に考える独自の製品作りを行っています。アイ・ドット・クオリティはゼロから商品開発を行うことにこだわっています。そのため、製品の安定性テストには時間がかかりますが、安心して使える品質を提供することができます。
さらに、パッケージコストを抑えることで、スキンケア製品を日用品として使いやすい価格で提供しています。シンプルで置きやすいパッケージデザインと、紙の使用量を減らして中身にコストをかけるというポリシーを大切にしています。
ー ZenLinkを導入した背景は何だったのですか?
越境販売には体力や資本が必要と考えていました。楽天やAmazonといった国内プラットフォーム、またバラエティショップでの販売を行っているため、それに加えて越境販売を行うイメージは全く持てていませんでした。物流や通関書類に対応する人材を雇うことも難しく感じていました。
ZenLinkは越境販売のハードルがなく、導入を決定しました。ZenLinkは、決済や海外発送、関税対応など、越境販売における複雑な手続きを全て代行してくれます。「大変そう」という先入観を払拭し、「めっちゃ楽」に越境販売を実現できるようになりました。
ー ZenLinkはどのような企業様やお店様におすすめでお願いしますか?
自社でプラットフォーム出店やSNS活用が難しいが、品質には自信がある企業やお店に最適だと感じます。地域で信用を積み重ねてきてはいるものの、外部に発信する力を持たない場合、ZenLinkのサポートが大いに役立つと感じます。
また、今後事業承継が難しいと感じている企業も、ZenLinkを導入することで新たな販売チャネルを開拓し、事業継続につながる可能性もあるのかな、と。ZenLinkのサポートにより、越境販売のハードルを低くし、広い市場にアクセスすることで、事業の安定と成長を実現できると思います。
ー今後の展望について教えてください。
韓国、中国、プチプラなど、様々な化粧品やスキンケア品を手に入れることが容易な時代です。こういった化粧品を選べる人は良いですが、スキンケア製品を選ぶことが難しい肌の弱い方々に「肌〇(はだまる)」を知ってもらいたいです。最終的には、「とりあえずこれを使ったら大丈夫」と思ってもらえる存在、信頼されるブランドになることを目指しています。海外の方にも同じように思ってほしいです。