2024/05/21
海外進出支援
Select KANSAI:中川政七商店 2分で読めます
Select KANSAI:中川政七商店 2分で読めます

目次

  1. 日本の文化を大切にし、心地よい暮らしをお届け
  2. おすすめの商品は「好日茶碗」シリーズ
  3. ポッドキャストで工芸をもっと身近に
  4. 「Select KANSAI」
    1. 「Select KANSAI」放送概要

 

1. 日本の文化を大切にし、心地よい暮らしをお届け

江戸時代にさかのぼって1716年、享保元年に奈良で創業しました。今年で308年目になる歴史ある企業です。

もともとは、麻織物の卸問屋として商いをはじめました。現在は「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに掲げ、全国800をこえる工芸メーカーと「モノづくり」をしています。陶器や漆、織物など工芸に根差したメーカーと協業した生活雑貨を全国約60の直営店で展開しています。

「工芸ディレクター」の肩書を持つ高倉さんは基本的に商品を作る業務を行っていますが、他の工芸メーカーさんと一緒に作ったものをどのように伝えていくか、という考えのもと、イベントを企画したり、ポッドキャストでMCをしたりと、様々なアイデアを出し、世に広めていくという重要なポストも担っています。

「今は、他のメーカーさんと一緒に提灯をベースにした照明器具を作っています。」と高倉さんが言うと、「今回お持ちいただいたのは、その提灯ではなくお茶碗なんですね」と笑顔で話す近藤さん。

今回はスタジオにおすすめ商品のお茶碗をお持ちいただきました。

 



2. おすすめの商品は「好日茶碗」シリーズ

「ご飯」という日常的に食べるものを大切にしたいという思いから、お茶碗「好日茶碗」をシリーズ展開しています。

ご飯は毎日食べる習慣であることから日常使いができ、かつ工芸を身近に感じてもらうためにお茶碗が選ばれました。

絵付けや使用される土にこだわりがあることが特徴的な「好日茶碗」シリーズ。シンプルなデザインももちろん素敵ですが、好日茶碗には一つ一つ表面に絵付けがされています。

例えば、茶色がベースで白鹿の絵が描かれているお茶碗は、中川政七商店さんの創業が奈良であることから特に思い入れの強いお茶碗なのだそう。日本において、白鹿は神の遣いとされており、縁起物や平和の象徴です。毎日の食事で思いを馳せながら食事ができるよう作られています。

このように、好日茶碗シリーズは、それぞれの絵に意味が込められています。絵や意味は協業するメーカーさんとのやり取りで決まっていき、好日茶碗シリーズは産地や茶碗に思いを乗せるストーリーを考慮して4か所のメーカーさんと協力して作られました。

好日茶碗シリーズを含め、中川政七商店さんの商品は中川政七商店の直営店と、オンラインショップで購入ができます。兵庫県内であれば神戸大丸店と西宮ガーデンズ店、関西圏であれば大阪・京都・奈良に直営店があります。

「お茶碗は、大きさで選ぶことが大切です。”ゆらぎ”があることが工芸の魅力。」と高倉さん。直営店が近い方は、実際に手に取っていいただき、大きさや”ゆらぎ”をご覧いただいて、ご自身の満足ができるお茶碗を選ぶようにしてください。

▽中川政七商店のオンラインショッピングはこちら
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx

 

 

3. ポッドキャストで工芸をもっと身近に

インターネットラジオ番組「中川政七商店ラヂオ」を2022年より配信しています。毎回ゲストを迎えたトーク形式で、ものづくりや工芸の世界を深堀しつつ、暮らしの道具を通して、心地好い暮らしを紐解いていく番組です。

現在は「あの人が買ったメインドインニッポン」という番組で「最近買った日本のモノ」や「一生使い続けたいモノ」をテーマに、ゲストに選んできていただき、全3話のコーナーで1点ずつ紹介するという内容になっています。実際にそのモノを使ってどういう風に暮らしているのか、といった生活に関するお話がゲストから聞けることも魅力です。

毎週金曜日更新、各種ポッドキャストサービスにて配信しています。

▽中川政七商店ラヂオを読み物で楽しみたい方はこちら
https://story.nakagawa-masashichi.jp/category/feature/radio

 

日本の文化や伝統を大切にしながら、現代の暮らしに着目した商品を展開する中川政七商店さん。海外観光客にとっては、日本からのお土産として、店舗で手に取って選ぶことができるのも魅力ですね。

日本の文化を母国に帰っても楽しむことができる中川政七商店さんにぜひ足を運んでみてください。

 

 

4.「Select KANSAI」

「ものづくり大国」と言われる日本。日本には世界に誇れる商品が多く存在します。また、訪日する外国人の間では、着付けや茶道、書道などの日本の伝統文化を体験できるサービスの人気も高まっています。

当コーナーでは、アイデアが光る雑貨、体験していただきたいサービスなど、海外の方々に自慢したくなるような日本製品やサービスを取り上げ、その背景にある情熱や歴史に触れ、多方面から日本をお伝えします。日本の商品やサービスの素晴らしさを再認識していただくとともに、海外展開を身近に感じていただくことを目指しています。

 ZenGroup 株式会社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)「ZenPop」、越境 EC モール「ZenPlus」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo」、越境 EC 対応化サービス「ZenLink」を運営。現在、会員数は 200 万人を超え、これまで世界 175 か国へ発送を行ってきました。
自社の商品を海外で売りたい、海外で売れる仕組みを作りたい方は、ぜひご相談ください。

 

4-a. 「Select KANSAI」放送概要

番組名:Clip
番組放送時間:月曜日~金曜日13時~16時
コーナー名:Select KANSAI
コーナー放送時間:第二・第四月曜日15時40分頃~
番組webサイトURL:https://jocr.jp/programsite/clip/

今回は中川政七商店の工芸ディレクター 高倉泰さんにお話を伺いました。ありがとうございました。